冬虫夏草

冬虫夏草の人工培養が難しい理由は徹底した管理と栽培条件が必要



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こんにちは。ひなた食品の久保です。
ひなた食品の冬虫夏草は天然物のように虫に生えているものではありません。厳選管理されたポットの中で冬虫夏草をカビや虫、湿度、温度などを管理しながら育てます。

冬虫夏草を育てるにあたって、重要なのが培地と呼ばれる栄養分になります。冬虫夏草の培養する上で、培地の冬虫夏草菌以外の雑菌を取り除く必要があるため、とても難しい栽培になります。

そうしないと栽培中にカビだらけになってしまうことだってあります。冬虫夏草の菌糸のみを培養するならば簡単な培地で可能ですが、子実体(キノコ)を形成するにはなかなか難しいものです。

 

冬虫夏草の分離、培養そして保存法は?

冬虫夏草の菌の分離には、他の菌で汚染されていないことが、一番重要となります。

まずは、子実体及び宿主昆虫に付着している土やゴミなどをピンセットで取り除き、水道水で洗浄します。70%エタノール(5%次亜塩素酸ソーダや30%過酸化水素水)などで表面殺菌し、滅菌水で良くすすぎます。マイクロマニュピュレーター(顕微鏡のようなもの)で単一胞子から分離を行うのが理想方法です。

しかし、これが不可能な場合には直接胞子を培地上に蒔く方法や子嚢果の一部を培地に接種する方法などがあります。この際は、冬虫夏草に寄生している菌による汚染の危険性を十分に認識しておく必要があります。

最初の分離培地には、各種の抗生物質(クロラムフェニコールやテトラサイクリン等)を使用して、細菌類からの汚染を防止します。

冬虫夏草菌の多くは、他の糸状菌で良く用いられているジャガイモ・蔗糖寒天培地やSabouraud寒天培地で培養することが可能です。しかし、これらの培地では冬虫夏草の生育が遅く、コロニーを形成するだけでも1ヶ月以上も要する場合もあり、ビタミンなどの栄養要求性を検討することで改善することも可能です。

多くの冬虫夏草菌の子実体形成には、ただ単に冬虫夏草菌を培養することは、レベルが異なり、二酸化炭素濃度、光量、温度、湿度、培地の栄養源や衛生状況(菌数)の栽培条件が必要となります。

弊社も様々な失敗から経験値を蓄え、高良品率の冬虫夏草を栽培できるようになりました。引き続き冬虫夏草の栽培管理を頑張っていきます。

(参考:青木襄児氏 内山茂氏の手法を紹介)


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